福原製麺つるつる(神戸摂津本山)ぶっかけうどんとカレー丼
元来、私はうどんよりも、断然、蕎麦派であったのだが、
讃岐のうどんを食べる機会が多くなってからは、
週に1回くらい、あ~あのコシのある麺食いたいよな~って、
思うことが多くなりましたね、中毒症状です(^^)
しかし、昔ながらの大阪うどんのお店にはまず行くことはないです。
出汁の味わいは好きなんですけど、麺がいつまで経っても好きになれない。
この日も冷たいコシのあるうどんが食いたくなりましたので、
甲南本通(商店街)にある、「福原製麺つるつる」にやって来ました。
どうです?この見た目、讃岐のセルフうどん系のお店と似てませんか?
なので今度うどん食いたくなった時に、絶対訪問しようと思ってたんです。
しかし、後から調べてみると、讃岐系の流れを組むお店やなかった。
神戸で50年以上も続く、老舗製麺所がやってるアンテナショップなんですね。
蕎麦や中華麺、きしめんなど、麺類はなんでも作っているんですけど、
ただ、うどんは讃岐系の作り方でやっているようです。
メニュー。

おすすめ。

さすが製麺所の直系らしく、その値段の安さに目を惹かれます。
その麺は、蕎麦や中華麺までは置いていないですけど、
うどんは普通麺に、細麺、さらにきしめんもチョイス可。
その中で私が気になったのは、丼とうどんのセット。
まんぷく丼セットってのが、590円とすっごいお得だなって思うでしょ?
かきあげ丼、肉丼、カレー丼に、かけうどんか、ぶっかけうどんがついて、
この値段で食えるのは、非常に安いよな
なので、カレー丼と、ぶっかけうどんの冷たいのでチョイスしました。
店内の様子。

この4席カウンターの他に、テーブル、座敷もありますが、簡易な造りの店内です。
平日ランチタイムは、この値段の安さもあるんでしょう、
次から次へ、お客さんがひっきりなしに訪れていました。
ただ皆さん、食べたら即出ていかれますので、ちょっと待てばすぐに席空きますよ。
出来上がりました。

まず、びっくりしたのはその量。
カレー丼かぶっかけうどん、いずれかミニサイズかと思えばそうではない。
両方、普通サイズで登場です。
私は大食いなんで、これでちょうどよかったですけど、普通の人間には多いくらいでしょうね。
カレー丼。

ドロドロのカレータイプ。
その味わいは、カレーうどんのカレーをそのままかけただけです。
出汁がちゃんと効いたカレーで、辛さ、スパイシーさは全然ありません。
ぶっかけうどんの冷たいの。

このぶっかけ出汁のみも、先にいただいてみましたが、味わいに深みはなくって単調。
まあ大元が製麺所さんですからね。
関西の老舗お蕎麦屋さんの、味の方向性とは違います。
そして麺。

そのうどん麺は、普通でも少し細いくらい。
コシは本場讃岐ほどではないものの、大阪うどんは全く違います。
びよーんと伸びる粘りコシも若干感じられ、讃岐うどんらしさを感じます。
ただ、温かいので食べると、この程度のコシではなくなると思いますね。
ぶっかけうどん、カレー丼ともに、とびきり美味しいってわけでもないけど、
このお値段で、このボリューム、そこそこの味ですから、
お得感、CP値は非常に高いと思います。
店内も店主さんを中心に非常に活気が感じられ、ええ雰囲気でしたよ(^^)
旨さ…………12点
安さ…………18点
店の雰囲気…14点
B級度………14点
印象度………12点
総合評価……70点 評価Bランク
住所:神戸市東灘区甲南町3-3-23
電話:078-431-3530
営業時間:11:30~15:00 17:00~20:00
定休日:水曜日

讃岐うどんめぐり指南の書