日本全国B級グルメぐるぐる紀行

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よこすか海軍カレー(海上自衛隊佐世保資料館)

よこすか海軍カレー(海上自衛隊佐世保資料館)

佐世保に寄った時に、是非とも立ち寄りたかった所・・・
結構、軍事マニアなわたくしなもんで、大日本帝国海軍好きなんですよ。
好きな日本の軍艦を上げろと言われれば、駆逐艦「雪風」って言いますし
(わかる人は分かりますよね、名鑑です^^)、
好きな海軍機は「紫電改」と「雷電」です。
なので、九州旅行でもここは外せませんでした、
「海上自衛隊佐世保資料館」です。

よこすか海軍カレー(海上自衛隊佐世保資料館)

ここの施設、記帳(何県から来たかのみ)だけで、無料で楽しめるんですよ。
中の展示物は写真撮影禁止なので、撮影はしておりません。
ただ自衛隊はあまり興味はありませんが、第二次大戦までの歩み部分は、
興味深くじっくりと見ました。



で、この施設で買って帰りたかったもの・・・
日本におけるカレーライスの元祖は、大日本帝国海軍が発祥だとご存じですか?
明治初めの頃、軍人の病死の最大の原因は脚気でした。
この脚気の原因は、白米中心の栄養バランスの悪さによるものです。
そこで、模範としていたイギリス海軍の兵食を参考に改善を行ったところ、
この兵食のメニューの中にカレーシチューがあり、それをご飯に合うように
小麦粉を加え、とろみをつけてご飯にかけて食べるようにしたものが、
現在家庭で食べられているカレーライスのルーツだと言われています。

本来、これは横須賀で売られているものですが、佐世保のこの資料館でも、
売られていました。レトルト2袋入りで、900円です。
1袋450円ですから、かなり高いレトルトカレーですよね。

そのレシピの要約を抜粋します。
材料は、牛肉(鶏肉)、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、
塩、カレー粉、小麦粉、米。
作り方は、肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを
「四角にあたかもさいの目のごとく細かに切り」炒める。
フライパンにヘッド(牛の脂)をひき、小麦粉をきつね色になるまで炒め、
カレー粉、スープを入れ、肉、野菜を入れて弱火で煮込み塩で味付けする。
スープで炊いたご飯にかけて漬物類(チャツネ)を付けて出す。

また、原則としては海軍割烹術参考書(明治41年)のレシピに基づき調理したものですが、
下記の条件をクリアしていれば「よこすか海軍カレー」の名称を使用できることとされています。
材料:カレー粉、小麦粉、肉(牛肉または鶏肉)、人参、玉葱、馬鈴薯を入れる事。
調理法:カレー粉、小麦粉を炒ってルーを作ること。
提供法:原則として、カレーライス、牛乳、サラダの3点セットで提供。
薬味にチャツネを付けること。

家から帰ってきて、早速作ってみる。
よこすか海軍カレー(海上自衛隊佐世保資料館)

って言っても、ご飯炊いて、このレトルトカレーかけて、
レンジでチンしただけですけどね(^^;)

一口・・・
おおおっ!昔ながらの味の再現ですから、
もっと素朴な味をイメージしていたのですが、濃厚かつスパイシー。
ここまで旨い、レトルトカレーもなかなかないであろう。
昔ながらのレシピを忠実に再現ではないでしょうね。
かなりアレンジを加えているでしょう。
これだけ、うまくスパイスを調合できているカレーが昔に出されていたとは思えないです。
相当、旨いよ、これ。

軍隊食ですから、家で作るカレーっぽい味を想像していたら大違いです。
なかなか、巡りあえない、本格派カレーレトルトですね。
ただ2つで900円って値段はもうちょい安くならないかな~

評価対象外

住所:長崎県佐世保市上町8-1 海上自衛隊佐世保史料館(セイルタワー)
電話:0956-22-3040
開館時間:9:30~17:00(16:30までに入館)
休館日:毎月第3木曜日 / 年末・年始(12/28~1/4)
入館料金:無料
駐車場:普通車20台(無料)



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