日本全国B級グルメぐるぐる紀行

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(掲載店舗数:3500軒突破!)

釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

大阪でも相当評判のいい、うどん屋さん。
ただ、その値段設定が結構強気。
一切天ぷらなどトッピング類もなく、釜揚げうどん(750円)、
ざるうどん(800円)ってなお値段です。
ちょうど朝、この付近を車で通ることがあり、
朝ご飯にしてみようと思いました。
羽曳野にあります、釜竹(かまちく)です。

トップ写真の外観見てくださいよ、屋号も暖簾もなく、
全く予備知識なしでは入ることできないでしょう。
ちょっとこういう一見に厳しい敷居の高さは私は好みではありません。



店内の様子。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

庶民的な町のうどん屋さん風情です。

しかし!
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

この店が他のうどん屋さんと違うなってのはこれ。
日本酒の品揃えですね。

こちらメニュー。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

もう一つ。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

見ての通り、十四代でもハイクラスを常時置いているのと、
秋田のやまユなんちゅうレアな日本酒の品揃えも素晴らしい。
店主の日本酒へのこだわりと、蕎麦のように、
昼酒でうどんをアテにしようとするコンセプトが伺えます。

あ、こちらがうどんのメニュー。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

はい、シンプルに2種類で、あとは麺の太さ、
大盛りにするかどうかのチョイスだけ。
私はざるうどんの太打ちの普通のにしました、800円です。

まず、先につゆとトッピング類が置かれます。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

できあがるまで相当時間がかかった(20分以上あったと思います)ので、
先につゆのみ味見してみると、すっごく奥の深い出汁。
甘くはなく、私の好みです。

店の奥を見てみるとこんなものが。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

なるほど、鰹節以外に、鯖、
うるめいわしの削り節からも出汁をとっているんですね。

ようやく登場、ざるうどん太打ちの普通盛。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

太いといってもさほどではなく、他の店の中太くらいか。
周りの方の細麺を見ると、ひやむぎより少し太いくらいの麺である。
麺は非常に艶々していて、生きているんじゃないかって思うくらい。

つゆの中にトッピング類を。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

ここは残念と思ったのは、
天かすがスーパーで売っているような揚げ玉なんですね。
まあこちらのお店で天ぷら揚げてませんから、その天かすが使えないもんな。

さーて、いただきます。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

あ、先にトッピング類なし、つゆのみでどうかも食べてみました。
ちっと物足りないな~ってのが第一印象。
うどん、つゆ共に、味が素朴すぎるんですよ。
うどんもコシは見事なもんなんですけど、しなやかな伸びはありません。
この剛麺タイプならば、もっと太い方が私は好きなんですね。

で、トッピング系をつゆにどさっと入れてパンチを出します。
釜竹[かまちく](大阪羽曳野)うどん

お~っ、これでよくなった(^^)
特におろし生姜が、このざるうどんには合います。
ツユの風味豊かな魚介を、さらに際だたせてくれている。
また私にはちょっと細めのうどんには、ツユを吸った揚げ玉がええ感じ。

結局、出されたツユは全部、完飲しました。
確かに全体的なトータルバランスが非常にいいです。
しかし、昼酒蕎麦屋のような敷居にこだわっておられる点、
まあその手間暇もかかっているから、
この値段と提供されるまでの時間の長さも仕方ないであろうが、
客を非常に選ぶ店だと思います。
私はうどんには、東京江戸前蕎麦の雰囲気よりも、
香川セルフの讃岐ファーストフードうどんの雰囲気を求めますから、
この店はちょっと自分には合わなかったですね。

旨さ…………18点
安さ………… 8点
店の雰囲気…10点
B級度……… 9点
印象度……… 9点
総合評価……54点 評価Cランク

住所:大阪府羽曳野市はびきの3-5-10 ベルデはびきの1F
電話:072-956-1631
営業時間:10:00~15:00(L.O.14:30)
定休日:月曜日、火曜日


讃岐うどんめぐり指南の書
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