居酒屋 明治屋(大阪天王寺阿倍野)
現在の明治屋は阿倍野キューズモール内でこんな感じになっています。
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大阪居酒屋の老舗中の老舗「明治屋」・・・・
ここはやはりB級居酒屋を巡っている人間からすると絶対外せない店でしょう。
太田和彦さんも日本3大酒場の一つに取り上げている店です。
2005年の夏にこの店の情緒が一番味わえる昼下がりに丁度時間的に
訪れる機会があり、行って来ました。
周りは再開発の影響で空き地だらけ・・・その中ぽっつりと年季の入った
風情のある店がある。
午後3時過ぎ・・・中に入ると既に、私よりも年配の客でごった返している。
その中、カウンターに空いている1席を陣取らせていただく。
「生中」と「ねぎたこ」(450円)「きずし」(550円)をまず注文。
ここの名物だ。
じっくり味あわせていただくが、うまい・・・納得だ。
だが、どうも自分は若輩者過ぎるのであろう、店の落ち着いた雰囲気に
あまり馴染めずにいる。
周りには「先生」と呼ばれている人もいる。ホント年季の入った
文化人が集うような店だ。
追加で酒(松竹海老)を冷やでもらい、「しゅうまい」(350円)をいただく。
このしゅうまい(写真は1個先に喰いました)もおいしかったです。
以上でおあいそ、2290円でした。
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B級居酒屋とすれば、若干高めですが、ここはその雰囲気を楽しむところです。
若輩者の自分私には、あと10年後に1回訪れてみたいと思わせてくれる店でした。
再訪)
店内は古時計が「ボーン」っと音を鳴らし、昭和の時代にタイムスリップ
したかのような錯覚に陥る店だ。
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アテはここの名物を食べてもらおうと、きずし(550円)とシューマイ(350円)、
そして本来ここは湯豆腐なのだが、夏場は冷奴(350円)になるので、
それを。
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「きずし」はさすがの味である。身が赤身を帯びており、表面も非常に艶やかだ。
ここ以上に旨い「きずし」を探すのは一苦労するであろう、ちょっと高いけどね。
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「しゅうまい」は丁度3個で1つずつ・・・肉汁がうまい具合に閉じ込められた、
小龍包のようなシュウマイである。
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そして「冷奴」!ここの豆腐はなんでこう旨いんでしょうな。
このあっさり感がさきほどの「シューマイ」のジューシーさを拭ってくれる。
追加の酒はもちろん、酒を燗で。1本370円×2。
ここは松竹海老という銘柄なのだが、これがすっきりしていて
なかなか飲みやすいのだ。
これが、安っぽい居酒屋で酒頼むととんでもないのが出てきますからな。
最後に店の雰囲気だが、わいわいガヤガヤ、やる店ではないです。
自分らもちょっと声のトーンを落としてしゃべりました。
1人でカウンターに座り、時の流れを忘れたいという方には絶好の居酒屋です。
ビール大1、酒2、3品で2490円のおあいそである。
これが高いかそうではないかは、この店の雰囲気が合うか合わないかであろう。
旨さ…………17点
安さ…………11点
店の雰囲気…15点
B級度………16点
印象度………13点
総合評価……72点 評価Bランク
明治屋
住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋2-5-4
電話:06-6641-5280
営業時間:13:00~22:00
定休日:日曜日
![](http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7779%2f77791552.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7779%2f77791552.jpg%3f_ex%3d80x80)
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