日本全国B級グルメぐるぐる紀行

日本全国のB級グルメ情報(居酒屋、立ち呑み、定食、ラーメン、蕎麦、うどん、寿司等)を実食レポートにて、各ランキング評価しています。
(掲載店舗数:3500軒突破!)

もつ焼き 宇ち多”(東京葛飾区立石)人気の行列大衆酒場

東京でモツを食べるならここ!と下町酒場好きの皆さんがプッシュしておられたので、
絶対、今回の下町酒場巡りでは外せないお店でした。
立石にあります「宇ち多”」です。

14時の開店ってことで、それまで商店街でもぶらぶらするかとやってきたのだが、
店の前に行くと・・・・
13時過ぎやのにめちゃくちゃ並んでる~既に20人くらい。
色々と大衆酒場を巡ってきたが、ここまで開店前に行列ができる店は
見たことない。
表側の通りに並ぼうとすると、前のお姉さんが「私で最初入れる最後だと言われましたよ」
ってなこと。
んん・・・残念って思うと。
「裏側の入り口はまだいけるかも?」って教えてもらって、裏に回りました。
そして、そこで並んでいると、お店のおっちゃんがてきぱきと、
店のレイアウトどおりに各お客の座る位置どおりに並べ替えます。
このままホンマに入るのか?と思ったらぴったり!素晴らしい!
開店は30分くらい早められました。



そうやってみんな席につくと、なんかいろんな盛られた皿があちこち飛び交う。
なんかわけのわからない液体がコップに注がれる。
最初、お店のなんかお祝いでサービスでもしてるのかと思いましたよ。
しかし違うんですね、常連は頼むもの決まってるので、勝手に店員さんが、
それ覚えておられて、何も言われなくてもそうしてるんです。

そんな中、自分のグラスにもその液体をいれていただいた。
コップに並々と焼酎が注がれたのは分かったが、そのあと、瓶に入った液体が
ちょろっと垂らされるのだ。
これがあの有名な梅のエキスなんだなって気づく。「焼酎の梅割り」だ。(170円)

アテをどう頼んでいいか分からないので、飛び交う皿の一つを
「それください」といただく。


後で調べるとこれ、開店直後でないと食べられない「シンキ」という、
スペシャルメニューみたいですね。
「シンキ」とはさっと茹でたテッポウとコブクロを、醤油風味のタレにつけたもの。
これが生感覚で、他では味わえない味である。
とびきり美味しいとは言えないが、今までに食べたことのない味。
これこそ珍味中の珍味。焼酎によく合います。

(これ以降、全く写真は撮れるような雰囲気の店でないため、
影が入ってブレた見にくいものになってますがご容赦を)

次に見よう見まねで、タン好きなんで、「タンナマ」と頼む。


これも開店後2時間もせずになくなるスペシャルメニューだそうだ。
ボイルしたタンに、さきほどと一緒の醤油味風タレがかけられている。
これまた珍味・・・

焼き物注文もあちこち飛び交っていたので、見様見真似で、
「ガツ、タレで」と注文。


ちっと大雑把に処理されてはいるが、タレがうまい。

最後に「煮込み」も。


ここのは純粋にモツのみが入っている。
ちっと東京の煮込みはどこも口に合わなかったが、ここもそうでした。

頼み方の基本をまとめましょう。
食い物メニューは「煮込み」「モツ焼き(2本)」「お新香」の3品。
値段はどれも170円均一。(メニューにないスペシャルも170円)
モツはまず種類を指定。
カシラ、ハツ、ガツ、ナンコツ、レバ、シロ、アブラ、ツルなんぞがある。
そして焼き方、タレ、塩、素焼き、味噌か生(ボイル但し、レバーは生)かでオーダー。
あとオプションで焼き具合、酢をいれるかなんぞも指定できる。

もう一つびっくりしたのが、ここの焼酎梅割りを4杯は飲んだのだが、
どこに何もチェックしてるように見えなかったのに、
きちんと杯数を覚えておられたこと。すごいですね。

ここは、こりゃ豚モツを扱わせたら日本一ではないだろうか。
ただこの雰囲気は注文するにも初心者はかなり苦労するであろう。
他人の見様見真似でやってみるしかない。
いろんなモツを安くたくさん食べたいなら、これだけすごい店は他にはないだろう。

再訪)
東京でやきとんを食うとなるとここを絶対一番手に挙げる。
去年も行ったのであるが、あまりにもそのマニアックさに、物怖じしてしまった。
絶対に、常連感覚でこの店制覇するぞっと、
今回みっちり予習して挑みました。
安いもつ焼きの店、「宇ち多”」です。

しかしこの店は相席あたりまえのぎゅうぎゅう詰め状態。
この日も満席状態であったが、わずかながらのスペースへ。
この状態で客を回転させるから、この値段でやっていけるんやろなって思う。
それに長居する客は大将がストップかけよるからね。
待ち客がおるから、大将から声かかる前に、お暇するのがマナーであろう。

ドリンクはもちろん、ここの梅割り(180円)。


見てくださいな、このテーブル。
こんなとこに10人も座るから、隣の客とも密集します。
しかしなんといっても値段が安い。もつ焼きはどれも均一料金。
ただ、物価高騰はこの店にも来ており、180円に値上がりしていた。
しかし、下皿もこぼれるかくらいに並々いっぱいに注がれて、
梅のエキスを垂らしてくれる、焼酎梅割も180円で飲めるのはなんとも安い。
ただこれを飲み過ぎると相当酔っぱらうので注意!

まずは大好物のレバーを生で(180円)。


レバナマ・・・やっぱり、このコリコリした味わいいいですね~
豚生レバーとしての新鮮さ、旨さでは、
新橋のニコニコ食堂には及ばないが、値段が違いますからな。

前回訪問時、タレの味が気にくわなかったんで、
あとのもつ焼きは塩でいただくことに。
ハツ塩若焼きで頼もうとしたがあいにく売り切れとのこと。

なのでガツ塩若焼き(180円)で注文。


横のおっちゃんから、それ唐辛子かけたほうが旨いよって言葉で、
少しだけと思ったけど、どっさりとかけちゃいました(^^;)
若焼きは少しあぶった程度、逆はよく焼きになります。
やっぱり、このホルモン、旨いですね~
塩で食べるとよりよく分かる。

なのでカシラも塩(180円)でいただくことに。


こちらは普通に焼いてもらいました。
これはやっぱりいい!!
このもつ焼きは以前より評価上げます。

梅割り2杯飲んで、3皿食ってで900円とはやはりすごい店。
前回以上にここのよさ、特に味のよさの評価が向上。
常連さんの足元に及ばないが、
少しは雰囲気に溶け込んで呑めたような気がします。

旨さ…………15点
安さ…………20点
店の雰囲気…10点
B級度………20点
印象度………18点
総合評価……83点 評価Bランク

住所:東京都葛飾区立石1-18-8
電話:03-3697-5738
営業時間:(月~金) 14:00~19:00、(土) 12:00~19:00
定休日:日・祝日


初めての方限定!やきとんお得パック
(サイト内検索)

料理ジャンル別

次の宿泊候補地

  

地域別

買いたい物リスト

  
ページのトップへ戻る