季節逸品料理 亀は萬年(大阪曽根)
(再訪)
私が、関西で一番美味しくて、尚且つ一番安い居酒屋やと思っている店。
ここの凝った料理が、なんでこの値段?って思ってしまいます。
季節によってメニューも頻繁に変わるし、
春夏秋冬通いたい店、「亀は萬年」にやってきました。
曽根なんて、この店なかったら降り立つことのない地域。
しかし、やっぱり見た目は美味しそうな店に見えへんな(^^;)
今回は2人で行ったのでカウンターへ。
平日オープン17時から向かったのですが、
念のため予約はとっておきました。
ここの定番メニュー。
この割烹か?って思えるアテでもそこそこの値段。
安い食材を使ったのですと、400円程度の値段設定。
そして季節に合わせたメニュー。
ちょうど秋初め・・・食欲の秋♪
これだけメニュー豊富やとどれにするか非常に悩む。
ビールは他で先呑みしてきたので、瓶ビールを分け分け。
キリン秋味(504円)です。
ただ、中瓶でした。
他の酒メニューはこちら。
アテに比べると少しお高めかなって値段設定です。
まずは秋らしい刺身をとこちら。
新さんまお造り(399円)。
ちょうどええ具合に脂のっておりました。
とり貝酢味噌(399円)。
貝大好きなわたくし(^^)
しかし、この酢味噌の調合が絶妙。
この酢味噌舐めて、酒飲めるぞ。
みどりずいきと薄あげの煮物(367円)。
こういう味付けが抜群に旨い!!
酎ハイ(367円)にスイッチします。
これもちっちゃめグラスやもんね。
平目と鯵の醤油漬け(399円)。
その日のおススメにあったのでいただく。
ここの味付けにしては醤油辛くて、自身の舌とは合わず。
ここは煮物系がハズレないと、焼き穴子ゆばあんかけ(420円)。
これが今日一番の大ヒット!
トロトロの湯葉が、めちゃめちゃええ味。
焼き穴子のあっさりさと、非常によく合う濃厚さです。
くずきりかに身ポンズ(399円)。
最後の〆はちょっとあっさりしたものをとこちらをチョイス。
つるんとしたくずきりに、蟹の身の芳醇さがぴったりマッチ。
本日、最後のデザートサービスは種なし巨峰でした。
さすがの料理が続きました。
大満足ですね。
これ以上のCP値を誇る和食系の居酒屋を関西で探せって言われても、
私は正直見つけられないと思います。
ただ、どうしても酒が弱いなって思いますので、
大勢で来られたならば、焼酎ボトルで頼むのが一番お得かもしれません。
周りの常連さんはみんなボトルキープしておられましたね。
(以前の記事)
私は大酒呑みなので、どうしても飲みに行くと1日の飲み代が非常に嵩む。
なので、できるだけ安いアテを中心にその日の飲みプランを組むことになるが、
「安かろう、悪かろう」がほとんどである。
味は割烹料理屋並み、そして値段は大衆居酒屋・・・
贅沢にわがままは言いたいところ。
そんな店見つけてしまうと、当然、通ってしまいますよね(^^)
今回は阪急宝塚線、曽根にやってきました「亀は萬年」である。
見た目どうです?
こんなとこ絶対普通じゃ間違いなくスルーしてるでしょう。
そういう見た目という点では、今里小路の「なんどき屋」と通じるとこあります。
大阪今里・小路「なんどき屋」の記事はこちら!
カウンター。
テーブル。
中に入っても印象は変わりません。
しかし、その料理と値段にびっくり!
どれもが食べたいなって思うものばかり。
そしてまた、値段も居酒屋値段なのだ。
こちらがドリンクメニュー。
また嬉しいのが、日本酒を一銘柄に拘っている。
広島の銘酒「美和桜」を一通り揃えておられるのだ。
この日は、純米吟醸(577円)と純米(472円)を飲んだが、
非常にいい酒である。
また、生中(504円)はキンキンにジョッキを凍らせているのも、私好みである。
まずは、秋の茸盛り合わせ蒸し(370円程度)。
和食の店では、私は必ずこういう出汁を使った料理を頼。
一番、その店が自分の好みか好みでないかがよく分かるんですよ。
食べてみて・・・一瞬でこの店に惚れました(*^^*)
あっさり薄味でキノコの風味がよく分かります。
なんと!松茸まで入っており、この値段!!
頭下がります。
炒め物も。
砂ずりニラ炒め(399円)。
これはちょっと味濃すぎるかな・・・
素材で勝負!のものも頼んでみましょう。
和牛いちぼ刺(714円)。
うんうん、ねっとりした牛の脂がたまらんですな~(^^)
帆立アスパラバター焼き(450円)。
出汁系ばかりじゃなく、こういう焼き系も立派。
そして、ここの名物、焼き寿司(504円)。
蒸し寿司っぽい酢飯に、焼き鯖をのせており、
それをここの店主自らが席までやって来てくれて、
うまい具合に掻き混ぜ、胡麻をパラパラっとかけてくれる。
ふんわりとした酢飯に、焼いた鯖の風味は絶妙の旨さ!!
この店、見た目とは裏腹にとんでもない料理を出す・・・
こういう見た目ちょっと大衆系の居酒屋で、
割烹・小料理屋並の料理を出す店としては、
神戸二宮の「藤原」がナンバー1であったが、
その季節に合わせた料理の豊富さ、日本酒は1種類だが、
ええのを置いていることで、遙かに凌駕します。
神戸二宮「藤原」の記事はこちら!
付きだし料もとらない、大衆酒場っぽい料金設定なので、
こりゃ、ええ店見つけました。
なので、いつものようにええ店見つけるとすぐに再訪の私なので、
後編に続かせていただきます。
その料理の旨さはこの大衆酒場風情でなんじゃこら!!
との感想を持った、ものすごい居酒屋。
阪急宝塚線曽根駅から西へ5分ほどのところにあります、
「亀は萬年」に時間も経たずに再訪です。
その日のおすすめメニューはこんな感じ。
これは秋メニュー。季節、日によってメニューは変わるので、
ここで毎週呑んでも、全く飽きることはないのではないか。
店のカウンター上に貼られているメニューを見るだけで楽しい♪
その日はまず、湯豆腐(315円)より。
出汁の使い方が抜群に巧いのは先日承知済みなので、これを。
はい、この出汁飲んでいると、すっごい幸せを感じます。
鯛やかんぱり等の醤油漬け(399円)。
これがね、大分の郷土料理、「琉球」によく似た味。
大分の名物郷土料理屋「こつこつ庵」にも全然負けていない味で、
この値段は脅威的。
大分「こつこつ庵」の記事はこちら!
海鮮コロッケ(504円)。
この店でコロッケってどういうの出てくるんだろ?って思ったが、
やはりすごい個性的なもんが出てきましたな~
でっかい帆立の殻の上で揚げている。
よく蟹の甲羅揚げあるやないですか、あれの帆立版。
やっぱりここの店主、とてつもないね。
海鮮の具がいっぱいのクリームコロッケ風で旨いんは当然。
甘鯛の木の子蒸し(714円)。
キノコ盛り合わせ蒸しが先日旨かったので、これも食べてみたかった。
甘鯛のあっさり柔らかい身が、この出汁との相性抜群です。
その日も生ビールから途中で、日本酒にスイッチ。
広島の銘酒「美和桜」を、大阪で唯一置いています。
今回、そのにごり酒(472円)と、
先日呑んで旨かった純米吟醸(577円)をいただく。
大吟醸は819円するので、なかなか手が出る値段ではないのだが、
純米吟醸で充分、このアテに対抗できとります。
濃い~味も試してみよう。
豚角煮(525円)です。
・・・・うん、ここの店の醍醐味を知るには、
煮物メニューを中心に頼みましょう。
これも今までの出汁系の料理とは違う煮物であるが、
絶妙の味付けなのだ。
蟹の飛竜頭(420円)。
ひろうすの中には、蟹の身がたんまり入ってます。
おでんで、「がんも」があれば、私はよく頼むのであるが、
そういう味の中で、過去食った最高かもです。
この関西でも、ここの店より美味しい和食の店は何店もあるだろう。
しかし、この値段で、この旨さのCP値で考えると、
私もいろんな飲み屋を渡り歩いているが、
座れる店の中では、過去関西最高ではないだろうか。
今度は冬に、是非、牡蠣と白子を味わいにやって来たいものだ。
旨さ…………20点
安さ…………17点
店の雰囲気…18点
B級度………20点
印象度………20点
総合評価……95点 評価Aランク
住所:大阪府豊中市曽根西町3-7-1
電話:06-6843-7290
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜日
旨い大吟醸がこの値段で!!【地域限定】吉田蔵 大吟醸 1.800ml
私が、関西で一番美味しくて、尚且つ一番安い居酒屋やと思っている店。
ここの凝った料理が、なんでこの値段?って思ってしまいます。
季節によってメニューも頻繁に変わるし、
春夏秋冬通いたい店、「亀は萬年」にやってきました。
曽根なんて、この店なかったら降り立つことのない地域。
しかし、やっぱり見た目は美味しそうな店に見えへんな(^^;)
今回は2人で行ったのでカウンターへ。
平日オープン17時から向かったのですが、
念のため予約はとっておきました。
ここの定番メニュー。
この割烹か?って思えるアテでもそこそこの値段。
安い食材を使ったのですと、400円程度の値段設定。
そして季節に合わせたメニュー。
ちょうど秋初め・・・食欲の秋♪
これだけメニュー豊富やとどれにするか非常に悩む。
ビールは他で先呑みしてきたので、瓶ビールを分け分け。
キリン秋味(504円)です。
ただ、中瓶でした。
他の酒メニューはこちら。
アテに比べると少しお高めかなって値段設定です。
まずは秋らしい刺身をとこちら。
新さんまお造り(399円)。
ちょうどええ具合に脂のっておりました。
とり貝酢味噌(399円)。
貝大好きなわたくし(^^)
しかし、この酢味噌の調合が絶妙。
この酢味噌舐めて、酒飲めるぞ。
みどりずいきと薄あげの煮物(367円)。
こういう味付けが抜群に旨い!!
酎ハイ(367円)にスイッチします。
これもちっちゃめグラスやもんね。
平目と鯵の醤油漬け(399円)。
その日のおススメにあったのでいただく。
ここの味付けにしては醤油辛くて、自身の舌とは合わず。
ここは煮物系がハズレないと、焼き穴子ゆばあんかけ(420円)。
これが今日一番の大ヒット!
トロトロの湯葉が、めちゃめちゃええ味。
焼き穴子のあっさりさと、非常によく合う濃厚さです。
くずきりかに身ポンズ(399円)。
最後の〆はちょっとあっさりしたものをとこちらをチョイス。
つるんとしたくずきりに、蟹の身の芳醇さがぴったりマッチ。
本日、最後のデザートサービスは種なし巨峰でした。
さすがの料理が続きました。
大満足ですね。
これ以上のCP値を誇る和食系の居酒屋を関西で探せって言われても、
私は正直見つけられないと思います。
ただ、どうしても酒が弱いなって思いますので、
大勢で来られたならば、焼酎ボトルで頼むのが一番お得かもしれません。
周りの常連さんはみんなボトルキープしておられましたね。
(以前の記事)
私は大酒呑みなので、どうしても飲みに行くと1日の飲み代が非常に嵩む。
なので、できるだけ安いアテを中心にその日の飲みプランを組むことになるが、
「安かろう、悪かろう」がほとんどである。
味は割烹料理屋並み、そして値段は大衆居酒屋・・・
贅沢にわがままは言いたいところ。
そんな店見つけてしまうと、当然、通ってしまいますよね(^^)
今回は阪急宝塚線、曽根にやってきました「亀は萬年」である。
見た目どうです?
こんなとこ絶対普通じゃ間違いなくスルーしてるでしょう。
そういう見た目という点では、今里小路の「なんどき屋」と通じるとこあります。
大阪今里・小路「なんどき屋」の記事はこちら!
カウンター。
テーブル。
中に入っても印象は変わりません。
しかし、その料理と値段にびっくり!
どれもが食べたいなって思うものばかり。
そしてまた、値段も居酒屋値段なのだ。
こちらがドリンクメニュー。
また嬉しいのが、日本酒を一銘柄に拘っている。
広島の銘酒「美和桜」を一通り揃えておられるのだ。
この日は、純米吟醸(577円)と純米(472円)を飲んだが、
非常にいい酒である。
また、生中(504円)はキンキンにジョッキを凍らせているのも、私好みである。
まずは、秋の茸盛り合わせ蒸し(370円程度)。
和食の店では、私は必ずこういう出汁を使った料理を頼。
一番、その店が自分の好みか好みでないかがよく分かるんですよ。
食べてみて・・・一瞬でこの店に惚れました(*^^*)
あっさり薄味でキノコの風味がよく分かります。
なんと!松茸まで入っており、この値段!!
頭下がります。
炒め物も。
砂ずりニラ炒め(399円)。
これはちょっと味濃すぎるかな・・・
素材で勝負!のものも頼んでみましょう。
和牛いちぼ刺(714円)。
うんうん、ねっとりした牛の脂がたまらんですな~(^^)
帆立アスパラバター焼き(450円)。
出汁系ばかりじゃなく、こういう焼き系も立派。
そして、ここの名物、焼き寿司(504円)。
蒸し寿司っぽい酢飯に、焼き鯖をのせており、
それをここの店主自らが席までやって来てくれて、
うまい具合に掻き混ぜ、胡麻をパラパラっとかけてくれる。
ふんわりとした酢飯に、焼いた鯖の風味は絶妙の旨さ!!
この店、見た目とは裏腹にとんでもない料理を出す・・・
こういう見た目ちょっと大衆系の居酒屋で、
割烹・小料理屋並の料理を出す店としては、
神戸二宮の「藤原」がナンバー1であったが、
その季節に合わせた料理の豊富さ、日本酒は1種類だが、
ええのを置いていることで、遙かに凌駕します。
神戸二宮「藤原」の記事はこちら!
付きだし料もとらない、大衆酒場っぽい料金設定なので、
こりゃ、ええ店見つけました。
なので、いつものようにええ店見つけるとすぐに再訪の私なので、
後編に続かせていただきます。
その料理の旨さはこの大衆酒場風情でなんじゃこら!!
との感想を持った、ものすごい居酒屋。
阪急宝塚線曽根駅から西へ5分ほどのところにあります、
「亀は萬年」に時間も経たずに再訪です。
その日のおすすめメニューはこんな感じ。
これは秋メニュー。季節、日によってメニューは変わるので、
ここで毎週呑んでも、全く飽きることはないのではないか。
店のカウンター上に貼られているメニューを見るだけで楽しい♪
その日はまず、湯豆腐(315円)より。
出汁の使い方が抜群に巧いのは先日承知済みなので、これを。
はい、この出汁飲んでいると、すっごい幸せを感じます。
鯛やかんぱり等の醤油漬け(399円)。
これがね、大分の郷土料理、「琉球」によく似た味。
大分の名物郷土料理屋「こつこつ庵」にも全然負けていない味で、
この値段は脅威的。
大分「こつこつ庵」の記事はこちら!
海鮮コロッケ(504円)。
この店でコロッケってどういうの出てくるんだろ?って思ったが、
やはりすごい個性的なもんが出てきましたな~
でっかい帆立の殻の上で揚げている。
よく蟹の甲羅揚げあるやないですか、あれの帆立版。
やっぱりここの店主、とてつもないね。
海鮮の具がいっぱいのクリームコロッケ風で旨いんは当然。
甘鯛の木の子蒸し(714円)。
キノコ盛り合わせ蒸しが先日旨かったので、これも食べてみたかった。
甘鯛のあっさり柔らかい身が、この出汁との相性抜群です。
その日も生ビールから途中で、日本酒にスイッチ。
広島の銘酒「美和桜」を、大阪で唯一置いています。
今回、そのにごり酒(472円)と、
先日呑んで旨かった純米吟醸(577円)をいただく。
大吟醸は819円するので、なかなか手が出る値段ではないのだが、
純米吟醸で充分、このアテに対抗できとります。
濃い~味も試してみよう。
豚角煮(525円)です。
・・・・うん、ここの店の醍醐味を知るには、
煮物メニューを中心に頼みましょう。
これも今までの出汁系の料理とは違う煮物であるが、
絶妙の味付けなのだ。
蟹の飛竜頭(420円)。
ひろうすの中には、蟹の身がたんまり入ってます。
おでんで、「がんも」があれば、私はよく頼むのであるが、
そういう味の中で、過去食った最高かもです。
この関西でも、ここの店より美味しい和食の店は何店もあるだろう。
しかし、この値段で、この旨さのCP値で考えると、
私もいろんな飲み屋を渡り歩いているが、
座れる店の中では、過去関西最高ではないだろうか。
今度は冬に、是非、牡蠣と白子を味わいにやって来たいものだ。
旨さ…………20点
安さ…………17点
店の雰囲気…18点
B級度………20点
印象度………20点
総合評価……95点 評価Aランク
住所:大阪府豊中市曽根西町3-7-1
電話:06-6843-7290
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜日
旨い大吟醸がこの値段で!!【地域限定】吉田蔵 大吟醸 1.800ml