
九州の有名な廃墟と言えば、誰もが思い浮かべるのは長崎の「軍艦島」。
炭鉱の島であったが、閉山後は廃墟と化しています。
今回の旅でも長崎まで足を伸ばす計画もあったのだが、時間的に余裕がなく断念。
ただ、福岡にも、同じ炭鉱閉山後の名残を残すものがあるんですよ。
「旧志免鉱業所竪坑櫓(たてこうやぐら)」を見学にやって来ました。

広い公園の敷地内に、不気味にそびえ立っています。
高さは47.6mですから、15階建てビルと同じくらいに相当します。
私、B級珍スポ好きですけど、こういう廃墟分野って苦手・・・
だって薄気味悪いでしょ、誰が潜んでいるかもわからんし。
ただ、こちらの施設はまだ子供が遊ぶ公園内に建っているので、全然平気ですね。
一番近くまで寄れる場所にやって来ました。

後ろ側より。

存在感たっぷりやな。
この櫓は石炭の運び出し、炭鉱労働者の昇降に使うエレベータータワーで、
この下には地下430mまで掘られた縦穴があったんです。
説明書き。

もう一つ。

その内部の様子。

興味があるようなら、読んでみてくださいまし。
2009年に国の重要文化財に指定されたんですね。

こういう産業遺産は残していくべきやと思います。
しかし、老巧化が激しいな・・・

あちこち、ひびが目立ちますね。
こんな風に鉄筋が剥きだしになっている箇所もあります。

もちろん、こんな施設ですから、中になんて入れません。

遠巻きに設置されたフェンス越しの撮影でした。
まあ、近くまで寄っていけば、
コンクリート片が崩れ落ちてくるかもしれませんしね。
老巧化が激しいので、保存・改修の方法は検討中だそうです。

この町のシンボルとして未来永劫、残ってほしいですね。
近くにこんな斜めに設置された坑口がありました。

その説明書き。

この石炭っぽいのも展示物?

少し移動しましょうか。

こちらの町はこういう産業遺産を大事にしていますね。
「志免鉄道記念公園」です。
旧国鉄勝田線の志免駅のホームを、公園として残しています。
こっからも、竪坑櫓がよく見えるな。

こんな感じでホームを残しています。

鉄道マニアなら喜ぶかもですが、私にはこっちはイマイチ・・・

「東洋一」の規模と言われた、1943年製の竪坑櫓廃墟。
福岡空港からも近い、こんな交通の便がええ所に、
こうして残されているのが、全国規模でも珍しいと思います。
なので、廃墟マニアでない方に、一度この存在感を体験してほしいですね。
住所:福岡県糟屋郡志免町大字志免
電話:092-935-7100(志免町社会教育課)
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