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年末年始旅で、大和ミュージアムにやって来ております。
まず戦艦大和にスポットを当てて、前編としてご紹介しました。
以下のリンク先をご参照ください。
大和ミュージアム前編の記事はこちら!
その他の展示物を、こちらで後編としてご紹介いたします。
まずはこれですね、トップ写真のゼロ戦62型。
私は日本全国旅の道中、戦時史料館にできるだけ立ち寄るようにしております。
例えば、以下の施設、リンク先にて記事にしております。
「海上自衛隊鹿屋航空基地史料館」の記事はこちら!
「大刀洗平和記念館」の記事はこちら!
「靖国神社 遊就館」の記事はこちら!
この零戦を展示物にしている施設多いんですよ。
この零戦62型は、最終大量生産された52型を基に、爆弾を搭載したタイプ。
戦闘爆撃機になっています。
前方より。
上の階より。
説明書き。
最初、このゼロ戦の実物を見た時って結構大きいなって感じました。
ずっと太平洋の戦記を読んでいると、
ゼロ戦の運動性能のよさを誇示したものが多かったです。
なので、もっとコンパクトで身軽そうな機体を想像してたんですよね。
「栄」空冷エンジンと一緒に。
他の展示。
93式酸素魚雷。
その説明。
日本の技術の賜物と言ってええです。
こういう第二次大戦時の戦記ものを読んでいると、
日本の軍事技術のレベル高さが分かるんですが、
航跡を残さない魚雷として、太平洋戦争時、最初に開発できたのは日本でした。
太平洋戦争初期に、日本の水雷部隊が活躍できたのもこの魚雷のおかげです。
しかし逆に、こういうのが嫌ですね・・・
特攻兵器「回天」。
その説明書き。
なぜに、そんな人間の命を軽視した兵器を開発したのか・・・
この回天見ても、めっちゃ小さいんですよ、魚雷に操縦席つけたようなもんです。
こんなところに閉じ込められて、敵に向かっていくなんて信じられない。
特殊潜航艇「海龍」。
この潜水艦は結構大きいです。
ちょうど、見学客の方も写っているので、その大きさはお分かりかと。
その説明書き。
そう、この潜水艦も実は特攻兵器・・・
魚雷発射後は、敵艦に突入する目的に造られていたんです。
そういうバカな戦いをした象徴の写真がこれです。
ここ呉港沖で爆撃を受け、大破した戦艦の最後。
お国のためにと死んでいった方々はなんだったのかってくらいに、
ボロんちょんにやられてしまう、その実情。
1階には、様々な時代を追った展示物がありますが、じっくり見て下さい。
ここ大和ミュージアムでも、誰もが現在の日本の平和を、感謝する心が生まれるはず。
私たちはこういう悲惨な時代を礎に、現在の生活ができているんです。
じっくり見て廻ると3時間は必要なくらいの大規模施設ですけど、
いわゆる軍事マニアって方ではなく、
戦艦や戦闘機に興味なんてまるでないって方に、見て欲しい施設。
戦争の悲惨さとともに、日本の技術力の進歩がよく分かります。
私は2度目の来訪でしたが、やっぱりここは来てよかったです。
住所:広島県呉市宝町5-20
電話:0823-25-3017
営業時間:9:00〜18:00
休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)但し年末年始、GW、夏休みは無休
入館料:一般500円
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